【肥満・腹痛・便秘・下痢・食欲不振】その原因は【ディスバイオシス】かもしれない
ゴン太です。
引き続き、『あなたの体は9割が細菌』を読んでいます。
とても、おもしろいです。
【肥満・腹痛・便秘・下痢・食欲不振】その原因は【ディスバイオシス】かもしれない
下痢や便秘、膨満感、食欲不振、腹痛、そして肥満まで、その原因はディスバイオシスかもしれない。
ディスバイオシスって何ですか?
→ざっくり言うと、腸にいる微生物達のバランスが乱れている状態です。
僕も、下痢と便秘を繰り返す時期がありました。
便秘の患者では、十七種類の細菌グループすべてにおいて腸内での存在量が増えていた。
もしかしたら、僕の腸内も細菌が増えていたのかもしれません。
仕事のストレス、不規則な睡眠時間、加工食品や外食…振り返ってみると、あまり健康的な生活はおくっていなかったなぁ…
腹痛も含めて、お腹の中の調子が崩れるのは、腸内細菌や腸内微生物の影響と言われて、ピンと来るのですが、肥満はピンとこなくないですか?
【摂取カロリー ー 消費カロリー = 体脂肪】
これが肥満だと思っていました。
読み進めていくと…
やせている人と、太っている人では、腸内にいる「アッカーマンシア(以下、やせ微生物)」という微生物の量が違うそうな。
やせている人 : 腸内微生物全体の4%
太っている人 : ほとんどゼロ
太ったマウスに、やせ微生物を与えると、体重が減った。
食欲も減少した。(と書いてあるが、満腹を感じにくい状態が、正常に戻ったように思う。)
人間への効果はまだ分かっていない状態のようで、治験を計画中とのこと。
別の研究では、肥満型の腸内細菌群を移されたマウスは、餌から2%多くカロリーを吸収していることが分かった、そうだ。
同じ物を食べても、腸内細菌のバランスによって、吸収するカロリーが違うということですね。
たとえば僕が健康のために、カロリー計算をしたとして
コンビニに行き
「このおにぎりは、160kcal」
「このヨーグルトは、137kcal」
と、カロリーを気にして購入
僕の場合は、1日2,650kcalにおさめたとしよう。
成人男性(30~49歳) エネルギー必要量 2,650kcal/日
そして、肥満型の腸内細菌群だったとする。
2%余分にカロリーを吸収することになる。
2,650kcalの2%は、53kcal。
なーんだ、大したことなさそうじゃん…と思ったのですが、計算してみると、この余分な53kcalは、理論上、一年で2.5kgになる。
これを10年続けると、25kgも増える…
今53kgなので、77kg…
毎日カロリー計算して食事してるのに、45歳で77kg…うわぁ…ひどい…
どうすれば、やせ微生物を増やせるの?
結論からいうと、高脂肪な食事をせず、食物繊維をとることが効果的のようです。
マウスに高脂肪な餌を与えて太らせると、やせ微生物は減った。
餌に食物繊維を加えると、やせ微生物はまた増えて健全な量に戻った。
まだ、マウスによる実験段階のようですが、直観的にも食物繊維は体に良さそうです。
野菜、果物、いもなどが良いのかな?
食物繊維は腸内細菌のエサになる、と聞いたことがあるし、野菜、果物をとることで、気分がよくなるという研究も聞いたことがあるので、積極的にとるようにしたいですね。
今日も読んでくれて、どうもありがとうございました。
また、続きを書きたいと思います。
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